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力士 リンク集

力士(りきし・ちからひと)とは、相撲をする人間のこと。厳密には、相撲部屋に所属して四股名を持ち、番付に関わらず大相撲に参加する選手の総称。相撲取り(すもうとり)とも呼ばれる。しばしば関取(せきとり)と呼ばれることもあるが、元来は大関のことを指す異称であり、現代では十両以上の力士のことを指す。また、本来は神事に関わる者であるため、日常会話では親愛と尊敬をこめてお相撲さんとも呼ばれる。 わんぱく相撲や大学の相撲部などのアマチュア相撲で相撲を取る者は四股名を持たないため厳密には力士ではない。

相撲はもともと神前で行われ、日本固有の宗教である神道にもとづき神に奉納される神事である。力士とは四股名を持ち、神託によって神の依り代になり特別な力(神通力)を備え、神からの御利益のある特別な者である。具体的には四股を踏む「しこ」とは醜女(しこめ)の「しこ」をあらわし、穢れ、邪気を祓う行為。それによりその土地に五穀豊穣や無病息災をもたらすと言われている。また、力士に赤子を抱いてもらうと、その子は健やかに育つと言われている。手形などは縁起物として珍重される。力士の中で最高位の者を横綱と呼び、全ての力士の象徴として神の依り代の証である「注連縄を張る」のは御神木や夫婦岩などと同じである。

1891年(明治24年)には、「佛國力士關王繁仙」[4]あるいは「米国の力士關王、繁仙」[5]が相撲興行に参加したとされる。 外国人力士初の横綱曙。 力士になるための条件に日本国籍は含まれないため、外国籍を持つ者が力士になることもできる。以前はハワイ出身のアメリカ人力士が多かったが、2010年現在、白鵬をはじめとするモンゴル出身力士が多勢を占めており、琴欧州(ブルガリア)や把瑠都(エストニア)などのヨーロッパ出身の力士も少数ながら在籍する。 高見山(先代・東関親方)が外国人力士として初めて十両に昇進、関脇にまで到達したのを皮切りに、小錦が大関まで昇進して人気を集め、曙が外国人初の横綱昇進を果たした。これに武蔵丸が続き、貴乃花、若乃花の兄弟横綱の引退以後は、横綱は外国人力士が務めており、2008年初場所の時点ではともにモンゴル出身の朝青龍と白鵬が東西横綱をつとめた[6]。 野球やサッカー等の外国人選手と異なり、外国人力士も日本語を身につけ、相撲部屋で日本語でコミュニケーションしたり取組後のインタビューに日本語で答えたりする必要がある。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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